OP.ローズダスト
福井晴敏「オペレーション・ローズダスト」を読んだのですが、よく分からなかった(--;)。
「川の深さは」「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」などの、防衛庁情報局とかテロリストとかが登場したりする作品の系列ですが、シリーズといった感じで続いているわけでもないです。
福井作品に一貫して流れる、敗戦で米軍占領され失われた自主独立の日本の再興みたいなテーマと、敗戦の痛みを知った土壌の中から新しい日本って生まれないのかみたいなテーマが、[OP.ローズダスト」でも出てきます。だけど、これ、福井晴敏ってどう考えてるのか読んでいてよく分からなかった。というか、このテーマに本当に関心があるのかなみたいな気もする。こういうテーマ、エンターテインメントであると思われる福井作品で、額面通りに受け取れないんだろうなみたいな感じもしました。
力作であることは間違いないです。臨海副都心がテロリストによって、壊滅されるという筋書きもすごいし、迫力満点ではあります。別によく分からなくても、人間関係の描き方は、どこかしらコミック的というかあんまりリアルって感じでもないのですが、でも魅力的なんです。
そういうのも含めて、福井晴敏の魅力なんでしょうね。
この文庫本の最後の解説で、解説者がこの小説の舞台である、臨海副都心がガンダムのスペースコロニーにどっか似ている気もするみたいに書いてあるのですが、そうかもしれない。ガンダムの世界と読めば分かるのかもしれないです。
作者の「機動戦士ガンダムUC」、2巻まで読んだのですが、「OP.ローズダスト」を読んだので、3巻目そろそろ読もう。
「川の深さは」「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」などの、防衛庁情報局とかテロリストとかが登場したりする作品の系列ですが、シリーズといった感じで続いているわけでもないです。
福井作品に一貫して流れる、敗戦で米軍占領され失われた自主独立の日本の再興みたいなテーマと、敗戦の痛みを知った土壌の中から新しい日本って生まれないのかみたいなテーマが、[OP.ローズダスト」でも出てきます。だけど、これ、福井晴敏ってどう考えてるのか読んでいてよく分からなかった。というか、このテーマに本当に関心があるのかなみたいな気もする。こういうテーマ、エンターテインメントであると思われる福井作品で、額面通りに受け取れないんだろうなみたいな感じもしました。
力作であることは間違いないです。臨海副都心がテロリストによって、壊滅されるという筋書きもすごいし、迫力満点ではあります。別によく分からなくても、人間関係の描き方は、どこかしらコミック的というかあんまりリアルって感じでもないのですが、でも魅力的なんです。
そういうのも含めて、福井晴敏の魅力なんでしょうね。
この文庫本の最後の解説で、解説者がこの小説の舞台である、臨海副都心がガンダムのスペースコロニーにどっか似ている気もするみたいに書いてあるのですが、そうかもしれない。ガンダムの世界と読めば分かるのかもしれないです。
作者の「機動戦士ガンダムUC」、2巻まで読んだのですが、「OP.ローズダスト」を読んだので、3巻目そろそろ読もう。
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