真保裕一のデビュー作「連鎖」を読みました。
「連鎖」、元厚生省食品衛生監視員(食品Gメン)の主人公が問題のあった輸入食品の横流しやチェルノブイリ放射能汚染食品の第三国経由輸入、はては麻薬の密輸入までを暴いてゆくという、盛りだくさんの物語でした。ラストで犯人を含めた関係者一同の前で、主人公が犯人を暴くあたりはどこかで読んだことがあるような感じでしたが、ここだけはあまり面白いとは思わなかったです。ちょっと凝りすぎ?あくまでも個人的な感想ですが。
こうしてみると、毎年一作は発表しているのですね。2000年以前は二文字タイトルが多いですね。奪取、連鎖と読んだので次は取引を読もうと思います。まだまだ先が沢山あるのでとうぶん楽しめそう。
連鎖(1991年9月)第37回江戸川乱歩賞
取引(1992年10月)
震源(1993年10月)
盗聴(1994年5月)
ホワイトアウト(1995年9月)第17回吉川英治文学新人賞
朽ちた樹々の枝の下で(1996年3月)
奪取(1996年8月)第10回山本周五郎賞・第50回日本推理作家協会賞長篇
奇跡の人(1997年5月)
防壁(1997年10月)
密告(1998年4月)
さて、こちらはこの土日で桜も終わりのような感じです。あいにく雨模様の曇り空でお花見にはいまいちでしたね。3月も終わり、桜も終わってしまう感じがします。しないって?
昨日はお酒を飲んだのですけど、夜になって調子悪くてあまりよく眠れなかったです。お酒を飲まないほうがよく眠れるなんてずいぶんかわったものです。お酒のんで調子が良くなかったので当分の間飲みたいとは思わなくてすみそうです。
もっとも誰ひとりとして私が禁酒していることに賛成してくれないのはやはり長年の実績というものでしょうかw。嬉しいような悲しいような気分です。
O脚補正矯正ギブスなんてないでしょうけど、踵、ふくらはぎ、両膝、腿をくっつけるストレッチを最近しています。だんだんなれてきているみたいでそれ程苦労しなくてもくっつつようになりました。ただし、これは力が入っているので力を抜くともとのO脚に戻ります(^^;)。だんだんO脚にもどらないようになるのかどうかは分かりませんが、とりあえず両脚がくっつくのになれてみようかなとか思っています。