ハーモニー
伊藤計劃「ハーモニー」を読みました。
長編3作品の最後の作品です。
「虐殺器官」のロジックが、わたしには難しかったのですが、でも、この作家の作品を読んでみたいという気持ちは変わりません。そして、「ハーモニー」もやっぱり難しかった--;
ストーリーそのものは、複雑なものがないので読みにくいということはないのですが、問題は小説の中で展開されるロジックや死への感情というようなものは、息がつまるような切迫したものを感じました。作家が、長期の闘病の末、この作品の数ヶ月後に亡くなっているということから、そう思うのかもしれません。
今年の芥川賞受賞の円城塔が、未刊の遺作となった「屍者の帝国」を完成させるというニュースもみられます。この円城塔という作家、もう一人の受賞作家の田中慎弥と好対照で、両方とも作品は読んでないですが、円城という作家、よほど難しいこと書いてるのだろうなとか思っていましたが、その人が、伊藤計劃の未刊の遺作を完成させるという、、、やっぱり、伊藤計劃作品も難しいのだろうなあ。
精神的には、しんどいのだけど、でも、やっぱり、面白いんです。
長編3作品の最後の作品です。
「虐殺器官」のロジックが、わたしには難しかったのですが、でも、この作家の作品を読んでみたいという気持ちは変わりません。そして、「ハーモニー」もやっぱり難しかった--;
ストーリーそのものは、複雑なものがないので読みにくいということはないのですが、問題は小説の中で展開されるロジックや死への感情というようなものは、息がつまるような切迫したものを感じました。作家が、長期の闘病の末、この作品の数ヶ月後に亡くなっているということから、そう思うのかもしれません。
今年の芥川賞受賞の円城塔が、未刊の遺作となった「屍者の帝国」を完成させるというニュースもみられます。この円城塔という作家、もう一人の受賞作家の田中慎弥と好対照で、両方とも作品は読んでないですが、円城という作家、よほど難しいこと書いてるのだろうなとか思っていましたが、その人が、伊藤計劃の未刊の遺作を完成させるという、、、やっぱり、伊藤計劃作品も難しいのだろうなあ。
精神的には、しんどいのだけど、でも、やっぱり、面白いんです。
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