深夜の読書
ささやかな楽しみのひとつに深夜の読書があります。
昨日は、お昼頃からお酒を飲んでいたので、午後8時過ぎから12時頃まで寝ていました。ちょうど酔いも覚めた頃に目が覚めます。それから、深夜の読書をしました。大沢在昌の「黒の狩人」(上下)。面白くて後半を一気に読んでしまいました。
新宿鮫シリーズが人気ですが、それ以外にも沢山書かれていますね。新宿鮫は20年近いシリーズなのですが、主人公の鮫島の年齢をあまり進めることができないし、前のシリーズとの連続性もあり、時代にも制約が多いのではないかという気が最近していましたが、「黒の狩人」を読んで、一層そう思いました。というのも、この「黒の狩人」はそいう制約なしに、今の新宿を描いていて、主人公の佐江は、さえないデカという(まあ、これが外見上であって、実際は緻密でタフな刑事)ふうにも描けるわけです。
大沢在昌という作家、日本・韓国・中国というあたりの今を描いていて、これはすごい人なんじゃないかと思います。単にハードボイルドだというだけでなくて、もちろん純文学ということでもなくて、アジアや日本を描いて当代一流の人という気がしました。
昨日は、お昼頃からお酒を飲んでいたので、午後8時過ぎから12時頃まで寝ていました。ちょうど酔いも覚めた頃に目が覚めます。それから、深夜の読書をしました。大沢在昌の「黒の狩人」(上下)。面白くて後半を一気に読んでしまいました。
新宿鮫シリーズが人気ですが、それ以外にも沢山書かれていますね。新宿鮫は20年近いシリーズなのですが、主人公の鮫島の年齢をあまり進めることができないし、前のシリーズとの連続性もあり、時代にも制約が多いのではないかという気が最近していましたが、「黒の狩人」を読んで、一層そう思いました。というのも、この「黒の狩人」はそいう制約なしに、今の新宿を描いていて、主人公の佐江は、さえないデカという(まあ、これが外見上であって、実際は緻密でタフな刑事)ふうにも描けるわけです。
大沢在昌という作家、日本・韓国・中国というあたりの今を描いていて、これはすごい人なんじゃないかと思います。単にハードボイルドだというだけでなくて、もちろん純文学ということでもなくて、アジアや日本を描いて当代一流の人という気がしました。
スポンサーサイト