福井晴敏「震災後」

 久しぶりに、福井晴敏の小説を読みました。
 「震災後」、2011年11月発刊のものなので、これが最新作か?

 2011年の東日本大震災と福島原発事故に関わる小説なので、内容は重いものです。
 副タイトルが「こんな時だけど、そろそろ未来の話をしようか」

 主人公の野田と元防衛省情報本部・統合情報部局長の父、そして野田の中学生の息子と親子三代に渡る物語となっています。福井晴敏の小説はほとんどが、未来への希望を失わないという内容になっているのですが、父から子へと未来が託される、「終戦のローレライ」もそんな内容だったような、、、

 現実が重いので、この小説の感想は書きにくいです。

 主人公の野田が小説の中で、息子に託した未来として描いたものは、発電衛星を30機飛ばすというもの。太陽光が常時得られ、電気エネルギーの送電を原発事故で再利用に時間のかかる地域に巨大アンテナを建設して受けるという、、、
 まったくの空想でもないらしいですが。

 ところで、電気ってエジソンが1877年に電話機・蓄音機、1879年に電球を発明してから急速に普及したものですよね。まだ150年たっていないのか、、、
 未来なら、電気じゃないものってなんかあってもおかしくないかも、、、?




 外はすごい雷が鳴っています。雨もかなり降っています。

 昨日は、「女装を女性が嫌う理由」を私なりに書いたのですが、コメントで女性は領域侵害を嫌うので、それが一番の理由ではないかというのがありました。そのご意見に賛同する方もいて、それが一番有力なのかなと私も思いました。

 逆に、男の世界に女が入ってくると、これもまたすごいことになりますよね。

 ブログ村女装で注目記事1位になってますね。内容ないのにすみませんです。
 コメントにはしっかりしたご意見があるので、そちらを見ていただいてっと、、、(--;)

 小説「震災後」で、震災後の「闇」を払拭できないということが書かれています。そういえば、女装写真をブログに貼り付けるようになったのは、震災後でした。震災がなかったら女装写真は撮っていたのですがブログに貼り付けることはなかったのかもしれません。
 女装や女装写真が「闇」から逃れたい衝動からなのだと、言い切れるわけでもないのですが。

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テーマ : 読書感想文
ジャンル : 小説・文学

OP.ローズダスト

 福井晴敏「オペレーション・ローズダスト」を読んだのですが、よく分からなかった(--;)。

 「川の深さは」「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」などの、防衛庁情報局とかテロリストとかが登場したりする作品の系列ですが、シリーズといった感じで続いているわけでもないです。

 福井作品に一貫して流れる、敗戦で米軍占領され失われた自主独立の日本の再興みたいなテーマと、敗戦の痛みを知った土壌の中から新しい日本って生まれないのかみたいなテーマが、[OP.ローズダスト」でも出てきます。だけど、これ、福井晴敏ってどう考えてるのか読んでいてよく分からなかった。というか、このテーマに本当に関心があるのかなみたいな気もする。こういうテーマ、エンターテインメントであると思われる福井作品で、額面通りに受け取れないんだろうなみたいな感じもしました。

 力作であることは間違いないです。臨海副都心がテロリストによって、壊滅されるという筋書きもすごいし、迫力満点ではあります。別によく分からなくても、人間関係の描き方は、どこかしらコミック的というかあんまりリアルって感じでもないのですが、でも魅力的なんです。

 そういうのも含めて、福井晴敏の魅力なんでしょうね。

 この文庫本の最後の解説で、解説者がこの小説の舞台である、臨海副都心がガンダムのスペースコロニーにどっか似ている気もするみたいに書いてあるのですが、そうかもしれない。ガンダムの世界と読めば分かるのかもしれないです。
 作者の「機動戦士ガンダムUC」、2巻まで読んだのですが、「OP.ローズダスト」を読んだので、3巻目そろそろ読もう。







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ジャンル : 小説・文学

川の深さは

 おはようございます。
 すっかり秋です。そろそろ、紅葉の話題もでてきていますね。

 またまた、福井晴敏の小説を読みました。
 「川の深さは」

 日米の秘密裏の作戦に、元警察官の桃山や中性的な少年の保、繊細な少女の葵らがからんで、物語は展開されてゆきます。かなり、ハードな戦闘シーンもあります。でも、人間ドラマになっています。
 どの作品にも言えますが、殺伐とした戦いの末に、最後に希望とも言える、なんかほっとするものが描かれています。

 どうやら、この小説が、デビュー作みたいです。
 驚いたのですが、次の作品のTwelve Y.O.、さらに亡国のイージスへと物語が発展してゆくさきがけになっていました。福井ワールドが、そこには確かにあるのだなという感じです。
 この小説では、市ヶ谷に関連して、三島由紀夫も少しですが、ふれられます。


 物語の中で、葵という少女が、女性雑誌を読むシーンがあって、その中の心理テストが本作品のタイトルになっています。

 「あなたの目の前に川が流れています。深さはどれくらいあるでしょう? 1、足首まで。2、膝まで。3、腰まで。4、肩まで」

 さて、あなたは、何番ですかw
 私は、4番と思いました。

 追記をクリックすると、答えが見れます。

 私は、答えを見て、あんまり当たっていないなという気がしましたが。

 この小説、大沢在昌が絶賛していて、賞の候補におしていたらしのですが、受賞できませんでした。1年後、次作のTwelve Y.O.で受賞して、デビューとなったようです。



 今日は、ロシア料理を食べに行きたいなと思っています。
 ロシア料理って食べたことないです。
 やっぱり、ウォッカは飲むことになるんでしょうねw

 以前に中国の強い酒を飲んで、お店をでたところで、足をとられて転んだことがあるので、今晩は注意して飲みたいと思います(--;)

 アルコール度の強い酒、いわゆるスピリッツっていうのは、チェイサーがわりに、現地では、ビールを飲むらしいですね。これ、強烈に効きそうですねw


 

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終戦のローレライ

 私のよくおじゃまするブログの方から、おすすめのあった福井晴敏「終戦のローレライ」を読みました。文庫で4冊あって、久しぶりに読み応えがありました。

 戦地で人肉すら食べてしまった軍人達が、日本を腹切り再生させるべく、米軍に第三の原爆投下を皇居のある東京に画策します。そのみかえりに、第二次世界大戦後の重要な戦力となるナチスドイツの開発した兵器、ローレライシステムを引き渡すと約束します。

 潜水艇に小型潜水艇ナーバルを搭載したローレライとは何か、
 米軍にローレライを引き渡すべく向かう潜水艇で、東京に原爆投下を画策するためであることを知った、艦長以下乗員が、それを阻止するために、船内での戦いに勝ち、米艦隊の攻撃を打ち破り、テニアン島から飛び立つ原爆を搭載したB29を撃墜すると、まあ、こんなストーリーなんです。

 死地、テニアン島に向かう途中、艦長は小型潜水艇ナーバルを切り離すと宣告します。そこには、征人とパウラという若者が搭乗していて、生きて新しい日本を作って欲しいと伝えられます。

 この小説、登場人物がそれぞれとてもよく描かれていて、魅力的です。映画もみてみましたが、このあたりがあまりうまく描かれていなかったのと潜水艇や戦闘のシーンが低予算のためでしょうか、残念な映像でした。

 戦争ものとなると、シリアスであったり、潜水艇というマニアックなものであったりという先入観もあるのですが、この小説、エンターテインメントとしても読めるという不思議なものでした。

 ほんと、読み応えのある小説でした。
 ご紹介ありがとうございました。

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