11/22/63

 スティーヴン・キングの2011年の作品です。

 タイムトラベラーもので、前作のアンダー・ザ・ドームよりも私は好きかもしれない。
 最近、キングの魅力でもあるおどろおどろしいってのがそれほど好きでもなくなってきていて、まあ、それ言ったらキングファンからすると顰蹙ものなのだろうけど。本作は、キングらしい面もあるけども、今の私には読みやすい感じになっていました。

 やっぱり翻訳は有難いです。すらすら読めるw。
 
 このタイトルでピントきた方もいるかもしれないですが、ケネディ大統領の暗殺された日がタイトルになっています。この物語の主人公は、あることでタイムトラベルが可能となり、大統領の暗殺を阻止するという使命を得るのですが、、、
 
 もし、ケネディが暗殺されていなかったなら、ベトナム戦争もなかったし、イラク戦争もなかったし、9.11もなかったのではとこの主人公は思うのですが、、、?

 60年代を背景にした、タイムトラベラーのラブストーリーにもなっていて、ラストはすごく感動しました。
 やっぱり、キングはすごい作家なわけです。
 そして、人と車の関わりが生き生きと描かれていて、アメリカって感じです。

 この小説のテーマ、1972年にすでに書いていたらしいので、キングにとっても強い思い入れのある作品なのかなという気もしました。


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 酔っぱらって、うたた寝して、左手の橈骨(とうこつ)神経麻痺になったのですが、1週間が過ぎてだいぶよくなってきました。最初はタイピングができなくてあせった。前に、同じ左手をギターの弾きすぎで腱鞘炎になっているので左が弱いのか、、、キング流に考えると、左がキーワードかもw
 数日前に51.8kgまでになったので、これはまずいなと思って少し沢山食べるようにしています。50kgきるのはちょっと自分でも心配なので。54kgあたりにしておきたい感じです。

 上野不忍池の蓮が真っ盛りですね。
 関東はどうやら梅雨が明けたらしいです。
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原作「キャリー」

 映画「キャリー」を見て、原作も読んでみました。
 先に映画を見ると、原作まで読まなかったりすることがあって、キングの小説はほとんど読んでいるのですが、「キャリー」は読んでませんでした。最新映画「キャリー」を見たあとで、小説を読んでみるとそうとう忠実に映画はつくられているという感じがしました。
 
 映画をみて衝撃を受けてから、じっくり小説を読んで、また楽しめました。
 映画でよく分からないことなども、小説を読んで理解が深まるということもありました。
 お母さんとキャリーの関係が映画でもそうとうリアルに描かれているのですが、小説のほうが分かりやすいという感じが私はしました。ま、映画を見ての理解力不足は私自身の問題ですが。

 小説は1974年の作品で、スティーヴン・キングの最初のヒット長編小説のようです。自伝的な著書「小説作法」を読んだことがありますが、その中にも「キャリー」誕生のエピソードが書かれていました。当時、キングはハイスクールの講師とクリーニング工場に勤めていてたらしいのですが、キャリーのお母さんの務め先がクリーニング屋さんだったり、ハイスクールが舞台だったりと、なにやら関連性を感じますね。

 小説の舞台は1979年となっていますが、リメイク版映画は現在に年代が置き換えられています。そのほうが映像的には見やすいし伝わりやすいような気がしました。

 ということで、原作「キャリー」もかなりおすすめしたい小説です。



 早い時間に寝たので、深夜に目が冴えて眠れないw

 Amebaの麻雀ゲームも人が少ないし、、、
 そういえば、池袋でZooという雀荘をふと覗いたら、若い女の子のグループがやってた。あれって囮?。入り口の外からも見えるところだったしねw。若い女性にも麻雀やってもらいたいのだろうか。若いかどうか分からないけども、Amebaの麻雀ゲームは女子が多いですね。

 今週は東京もずいぶん冷え込みそう。初冬って感じなのかもしれないです。都内でもそろそろ紅葉のみごろになるのだろうか。イチョウはまだそれほど色づいていないですが。

 土曜日に、マックで「キャリー」を読んでいたのですが、隣で中年の女性が二人が、キリスト教の集会の打ち合わせをしていて、自然に話しが聞えてきたのですが、その神学的というか特別の論理性に驚いた。信者のいろんな悩み事とかに、これはこういう論理で説得しましょうとか話してた。どんなことでも、自分達の世界観の中の論理で解決策が出てくるみたいで、すごいを通りこして、恐い感じすらしました。特に、キャリーを読んでいただけにw。現実のあらゆることが、論理的なというか宗教的な解釈で解決されてしまうって恐くないですか?
 それと、宗教というかキリスト教ってものすごく論理的なんですね。話が聞えてきて、頭が痛くなったw

 キャリーの母親もすごい論理で娘を説得してしまうのですが、最後は、娘が爆発w。
 
 クリスマスのキャンドルサービスとか見た目にはいいなと思いますが、私はたぶん熱心な信者の論理にはついていけないだろうなと思いました。情緒的にキリスト教などもとらえてしまって、その雰囲気を楽しむことはできても、信仰というような論理性についてゆける日本人って少ないような気がしますが、論理じゃないのか、、、信仰って。ま、よくわかりません。


 カジュアルで外出するときに、ユニセックススタイルで女性ものを着ていないと落ちつかないというか自信がもてないというか、そんな気になります。これって病気なのだろうか。病気とまではいかなくても、なにか普通じゃない心になってしまっている気がします。こういう気持ちがいつか突然に消えてしまうってことがあるのだろうか、、、

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不眠症

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 あ、私が不眠症だというのではなくて、「不眠症」というスティーヴン・キングの小説を読んでいて、睡眠とか不眠とか、とても不思議だなと思いました。

 長時間睡眠がとれないと、意識が混濁してきて、覚醒時に幻覚とか幻聴がでてくることもあるらしいです。キングは、これを、眠ってないので覚醒時に夢を見ている現象だと小説の中で書いているのですが、面白い見解ですね。

 睡眠の中で夢はとても重要なことなのだそうです。夢を見るために眠っていると言えるくらいに重要らしい。そんなふうに私は一度も考えたことがなかったです。

 そもそも、どうして人は睡眠をとるのか?
 夢を見るためだったりするかもしれないわけです。

 夢って、人間だけのものなのでしょうか。うちの猫ちゃんは、美味しい魚の夢を見ているんじゃないかなとか思うことがあります。寝言いってますからねw。


 禁酒してから、12時頃に寝て、7時に起きるというパターンになっているのですが、お酒の入っている状態で眠るのとは何か違う気がします。何が違うのか考えてみたのですが、一つ分かったことがありました。
 悪夢を見なくなったことです!
 禁酒19日目ですから、たまたま今だけのことなのかもしれません。お酒飲まない人でも悪夢を見る人もいそうな気がしますしね。でも、多少は関係しているかなとかも思ったりします。

 以前は、酔い覚めと同時に、早くベッドから起きたくて、分割睡眠になってしまっていたのですが、今は、寒いということもありますが、できるだけ布団から出たくないって感じですねw。


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エイリアンとかアナログとか

 エイリアンって良い人、悪い人?
 良いも悪いも、そもそも、エイリアンは人じゃないですね、たぶん。
 エイリアンを見たことがあるって人は(ま、そう言っている人だけどw)少ないとは思うけど、映画とかではずいぶん見ることが多いです。最近、少しはまっているスティーヴン・キングの小説でもエイリアンがよく出てきます。ドリームキャッチャーでは、人のお尻から出てきたりw、昨日読み終わった長編のアンダー・ザ・ドームではエイリアンの子供が出てきます。
 スティーブン・キングの場合は、地球外生命体は悪いとも良いとも断定されてはいないかもしれないです。価値基準が違うという感じで捉えられていて、アンダー・ザ・ドームのエイリアンの子供も、人間の子供が蟻にいたずらするように、メイン州の小さな町全体にいたずらして、住民の大多数の命を奪ってしまうことになります。
 エイリアンの子供がしたことは、小さな町の境界線にそって目に見えないけども絶対に人間では破壊できない壁をつくって、他と分離してしまうことでした。それが、ドームと呼ばれます。
 ドームの中に隔離された、人間達が、たった一週間でお互いを殺し合うような状況をつくりあげてしまい、エイリアンは直接手を下したわけではないのに多くの命が人間自身によって奪われるというストーリーで、読み応えがありました。
少数派ですが、E.T.とか未知との遭遇は、地球外生命体が良い人みたいに描かれています。だから、ヒットしたのかもしれないですね。メイン・イン・ブラックは悪い宇宙人と良い宇宙人がいて、しかも全体にユーモラスですねw。


 アナログ
 さて、今年は、手書きで字をできるだけ書くことを新年の誓いにしたのですが、2001年作品のドリームキャッチャー、キングはペリカンの万年筆で全て書いたとあとがきにあります。かなりの長編なので、すごいなとか思いましたが、万年筆で書きたいという欲求が少し分かる気がします。手書きってアナログ感を満足させてくれますよね。

 100年少し前までは、日本人は筆で文字を書いていたわけですから、それもすごいなと思います。家の近くが樋口一葉ゆかりの土地なのですが、彼女の小説の直筆なんかを見ると素晴らしいですね。字が綺麗です。やっぱり字の綺麗な人を私は結構尊敬しますね。それと、味のある字も好きです。

 譜面が綺麗に書けたり、素早く手馴れた譜面が書けたりするとかっこいいなとか思うことってありませんか。説明のイラストがうまかったりとかも。

 アナログはデジタル化の進んでいる今だからこそ価値がでてくるのかもしれないですね。とはいえ、これもデジタルづけの日常ゆえの息抜きなのかもしれません。
 
 禁煙は2か月続いているし、禁酒も今日で13日目です。どうなってるんだろうw
 いままで、こんなに続いたことないと思う。
 体質が改善された?

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 デジタルじゃなければ、こんなことも出来ないわけですしw。

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Rita Hayworth and Shawshank Redemption

 映画「ショーシャンクの空に」の原作小説スティーヴン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)を読みました。ついでに、映画も久しぶりに見ました。

 ショーシャンク刑務所に服役することになった、無実の終身刑囚人アンディーの物語です。で、ショーシャンクってどこにあるのかなと、たぶんこの小説を読んだり、映画を見た方は思うのではないでしょうか。これは、ニューイングランド地域のメイン州にあるらしい。スティーヴン・キングではおなじみの州ですね。

 それと、リタ・ヘイワースって?
 この物語は、1947年から始まっていて、その当時のアメリカの女優さんですね。
 脱獄するために掘った壁にポスターをはって隠していたんですが、最初はリタ・ヘイワースだったんですが、マリリン・モンロー、ジェーン・マンスフィールド、ヘイゼル・コート、ラクエル・ウェルチ、リンダ・ロンシュタットと貼り替えられます。なんせ脱獄するまでに25年間穴を掘り続けていたわけですから。

 この物語の語り部、レッド、映画ではモーガン・フリーマンが演じていますが、これがいい味だしてますよね。
 小説も面白かったのですが、これは、映画のほうが成功しているかもしれないです。
 
 この物語、脱獄ものではあるんですが、アンディーとレッドとの友情の物語でもあるあたりが、魅力じゃないかなと思いました。

 語り部のレッドは、東海岸北部のショーシャンク刑務所近くのポートランドのブルースターホテルから、メキシコ国境近くのテキサス州、そして、メキシコへと逃亡するわけですが、グレイハウンド・バスを使ってニューヨーク経由でテキサスまで行ったみたいです。映画「真夜中のカウボーイ」でもニューヨークからマイアミに行くシーン、このバスでしたね。ビリー・ジョエルの曲にもでてきたりして、バスってアメリカではなんか特別の意味を持つことがある気がする。
 ま、日本なら、上野発の夜行列車、降りたときから~。みたいなもんかなあ。

 明日は、クリスマスイブ、皆さん楽しい予定があるんでしょうね。
 私も一応、ちょっとは予定があります。
 メリー・クリスマスですね。とはいえ、クリスチャンじゃないけど。
 あ、でも、高校生の時には、教会に行ってました。好きな女の子がいたので。

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グリーン・マイル

 映画「グリーン・マイル」は以前に観たのですが、今回は原作小説を読んでみました。

 映画はそうとうのインパクトあったけども、小説は少し落ち着いて読める気がしました。
 スティーヴン・キング原作の映画は結構好きです。印象に残っているのは、「キャリー」「シャイニング」「ショーシャンクの空に」「グリーン・マイル」って感じかなあ。

 今回の「グリーン・マイル」、さすがにキングだけあって、面白くて、結局一気に読んでしまった。とはいえ、死刑囚のお話なので、シリアスな面もあります。でも奇跡みたいなものも描かれていて、ちょっと救われる感じ。

 映画では、トム・ハンクスがいい味だしてたんじゃないですか。

 映画みた感想で、すっきりしないという方がいたみたいです。これ、原作小説のほうがわかりやすいかもしれないですね。

 宗教的な土壌の違いみたいものも多少は感じるかな。
 日本人って奇跡ということで宗教的な意味を強く感じにくいかもしれないですものね。


 原作小説と映画、いろいろ言われることが多いのですが、「グリーン・マイル」は映画もすごいと思う。「終戦のローレライ」とか「ジェノサイド」みたいな小説は、映画が難しいんでしょうね。

 
 久しぶりにキングの小説を読んだんだけど、やっぱり面白いですね。最近日本の小説ばかり読んでいたんで、少し新鮮な気がしました。
 一押しの海外小説ありましたら、お願いします。

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